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教授からのメッセージ



大阪大学大学院医学系研究科 血液・腫瘍内科は、国立大学では初めて血液・腫瘍内科を標榜する科として設立されました。名前の示す通り、主として血液疾患の診療、教育、研究を行う教室ですが、まずは内科学全般にわたる幅広い知識と技術を持ち人間性豊かな内科医を養成したいと考えています。大阪大学医学部附属病院内科では、8診療科(循環器、腎臓、消化器、内分泌・代謝、呼吸器、免疫・アレルギー・感染、血液・腫瘍、老年・高血圧)のローテートシステムが稼動しており幅広い臨床研修が可能です。また、血液・腫瘍内科病棟は東10階、移植に関しては東4階にて診療を行っており、最新の治療法や多くの手技や重傷患者の管理など学ぶことも多いと確信しています。さらに、関連病院での卒後研修も充実したものになってきています。


臨床医学の領域でもゲノム、遺伝子、再生医療、分子標的療法など基礎医学研究で得た発見を臨床医学の現場で活かす、いわゆる探索的臨床研究が極めて重要になってきていますが、これらの分野においても血液・腫瘍内科学は先駆的役割を果たしています。今後ますます医学や医療は加速度的に変貌していくのではないかと思いますが、このような時代には生体を統合的に理解する必要性とより高い専門性が要求されると思います。現在、医療の現場からも血液内科学や臨床腫瘍医学の専門医が広く求められています。また、私どもの研究室では、造血器腫瘍の成因・病態・治療、造血幹細胞の増幅・増殖・分化などに関する細胞・分子レベルの研究も活発に行っています。ぜひとも多くの先生方に入局して頂き、21世紀の医療に貢献できる教室作りをしていきたいと考えています。皆様の御参加をお待ちしています。